駒ヶ根をごまの街に−
長野県駒ヶ根市は「国産ごま」の産地化・特産品化に取り組んでいます
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 「ごま」について

ごまの栽培過程

私達にとってとても身近な食材である「ごま」ですが、どのようにして作られるかご存知の方は少ないのではないでしょうか。ごまが製品になるまでをダイジェストで見ていきましょう。

種まき 種まき(5月下旬〜6月上旬)

駒ヶ根市が位置する長野県南部は、ごまの栽培地としては比較的温度が低いため、土の温度が上がり始める5月下旬〜6月上旬に種をまきます。

発芽

発芽


キレイな緑色の葉っぱが出てきました。この時点ではまだ何の植物か見分けがつきません。

草取り

草取り

ごまの栽培には除草剤や殺虫剤等の農薬は一切使用していません。そのため、手作業での除草作業や虫取りが行われます。とても大変な作業です。

開花

開花(7月〜8月)

これがごま(黒ごま)の「花」です。多くの方は、ごまは花が咲くということをご存知ないのではないでしょうか?
小指の先程の小さな花ですが、とても綺麗なピンク色をしています。夏になると、駒ヶ根市内でもごまの花が咲き始めます。

成長したごま

成長したごま

8月下旬頃のごま畑の様子です。成長すると人の背丈ほどになります。

収穫直前のごま

収穫直前のごま

 花が落ちて、房が成熟した様子です。一つの房には100粒程のごまが入っています。

収穫

収穫(9月〜10月)

初秋の頃に収穫が始まります。
ごま専用の収穫機械がないため、稲用のバインダーを改造したものを使ったり、小さな圃場では手作業により収穫を行います。

乾燥

乾燥

収穫されたごまは逆さに干して乾燥されます。下のブルーシートには開いた房から落ちたごまがたまります。

製品

製品

丹精込めて育てられたごまは、竃L年屋によって選別・焙煎・各種加工をされた後、様々な製品となります。

<写真提供:竃L年屋>


国産ごまを取り巻く情勢

■希少価値が高い

ごまの国内需要量(約16万トン)に対する国産品のシェアは0.1%程度です。ほとんどが外国からの輸入品なのです。


■消費者ニーズの増加

外国産に比べ安全面、品質が優れており、国産品に対する需要が増大しています。また、和・洋・中の料理をはじめ、菓子類・健康食品等様々な食品に使われて、年々消費量が伸びています。


■豊富な栄養素

ごまは古くから不老長寿の秘薬と呼ばれ、脂肪、たんぱく質、カルシウムなどたくさんの栄養素を含んでいます。


■健康機能性

栄養価が高く、抗酸化作用のあるゴマリグナンが含まれており、生活習慣病やガンの予防、美肌効果、二日酔い防止、ダイエット効果など注目されています。




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駒ヶ根市役所 産業部 商工観光課・農林課 TEL 0265-83-2111
駒ヶ根商工会議所 TEL 0265-82-4168

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